ヌメ革の魅力を知る!【特徴&メンテナンス方法】

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Nume Leather   ヌメ革

製法や特徴など

ヌメ革の原皮となるのは主に硬くて丈夫な成牛のショルダー部位の皮となります。

原皮は化学薬品などを一切使わずに、タンニンと呼ばれる植物の樹皮などに含まれる渋成分により時間をかけて鞣していきます。

「鞣す(なめす)」とは皮が腐敗しない様にコラーゲン皮質を安定させ製品に加工できる状態にする作業の事です。要は鞣し作業とは「皮を⇒革にする」という事になります。

上記の様に昔から伝わるタンニン鞣しが施され、その後に余計な染色や塗装などの仕上げを行わずに極限まで革本来の姿のままを残した牛革をヌメ革といいます。

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制作過程においても有害物質が使われる事がない為、ヌメ革は廃棄すればそのまま土にかえるという環境にも優しい皮革です。

革質は非常に丈夫で長く愛用する事ができ、使い込む事によって日増しにしなやかで深みのある色目にエイジングをしていきます。

ヌメ革の魅力

革そのままの自然で素朴な温かみのある印象が非常に魅力的です。

そして中には牛が生前に付けた傷やシワ、そして血筋などの痕跡を見る事も出来るといったありのままの革の状態です。

それだけ自然な革ですから使っているうちに劇的に味のある色目に変化していき、ますます愛着のある風貌へとエイジングをしていくのもヌメ革の魅力です。

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革そのものの良さをストレートに実感する事ができます。

気をつけておきたい事

他の染色仕上げの天然皮革に比べても極端に傷や水気には弱いです。

さらには日焼けもしやすく、すぐに変色してしまいます。

財布バカは「正直これは使いにくいな~」とはじめは思いましたが、そのうちエイジングが進み、同時に傷やシミなどはその中に溶け込んでしまってイイ感じになってきました。

もちろんより綺麗にエイジングさせたいなら、ヌメ革の表面が落ち着くまではできるだけ丁寧に使った方がいいいです。

そして、それでも付いてしまう外傷については使っていくと、それもいい味となってきますのであまり気にする事はありません。

ヌメ革のメンテナンス

この革に関してはとにかく使い倒してエイジングを進めていく事が一番のメンテナンスですね。

保湿クリームや防水スプレーを使うのもイイとは思いますが、財布バカ的には余程革が乾いたりしない限りは必要ない様に思います。

自然な革に付く自然な風合いと経年変化を神経質にならずに堪能する方がこの革に相応しい気がします。

ヌメ革を初めのうちに一定期間日光浴させてエイジングを促してしまうという様な方法もあるそうですが・・・財布バカはやりません(笑)。

一応コチラがお手入れアイテムの一覧となります↓mainte1


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